CMが作られるまで。①オリエン

 

前回の記事で一番最初にあったオリエンテーションについてです。

 

 

1月 企業から広告代理店へオリエンテーションを行います。 予算、ターゲット、メッセージ、競合他社の動きなど、代理店に相談しつつ、CMの内容、オンエア回数を決めます。ここでのスケジューリングが甘いと、どんどん下位の人々が苦しんでいくことに。スタート地点ですが、この時僕は祈り始めます。徹夜はイヤですお願いします。

CMが作られるまで。概要。 - 黃ガス

 

 企業と広告代理店で話がすすみます。

 

 

・予算

まず、テレビのCM枠の買い方について。GRPという単位で計算されます。

 

 視聴率×番組本数=GRP

 

1000GRP分流したいなら、視聴率10%の番組なら100本、20%なら50本てことです。

笑点なら20%なので50回で済みますが、ゴットタンは約1%くらい?なので1000回必要みたいな。ターゲットが違うのですが、単純に比較として。

 

高視聴率番組=儲かるというのはこの仕組みのおかげということ。

 

そのGRPの金額ですが、1GRPあたりは、約5~10万くらいです。

くらいというのは、時間帯や番組によって価値がちがうからです。

イッテQは高いみたいです。

 

割と僕がやっていることとは関係ありません。

 

予算が決まると、制作費が決まります。

僕らにおりてくる予算はピンキリですがうちの会社では

500万〜2億くらいの幅です。

2000万〜7000万くらいが一番多いです。

 

ただこれはTVCMの場合で、WEBムービーになるとゼロが一つ減るイメージ。

割に合わないというか、CM業界の人達からするとお話にならない金額って感じ。

 

とりあえず、プレゼン段階では僕らはなにもできないので、予算いくらかなぁとか考えたりしてるだけです。